公演期間中にこんなことを書くのもアレだが。
最近、なんかフツーの人間になってしまっている自分が寂しくて仕方がない。
いや、別にスーパーマンだったわけでも働き者だったわけでもないが、「意味もなくくだらないことばかり考える」ことが減ってきたのだった。
以前、自分のサイトで
くだらないことを書き続けていた頃はまだ良かった。湯水のようにくだらないことばかり考えていた。では何故最近はそんなことも考えられなくなってきたのか。環境のせいにするのは簡単だが、まああながち否定もできない。「くだらないことにくだらなく反応する人」や「くだらないことを楽しんで聞いてくれる人」が周囲から減ってきたことが大きいかもしれない。
このブログにもくだらないことをしばしば書いて数名の方が反応していただいているので辛うじて「生きながらえている」状態なのだが、やはりリアルワールドに勝るものはない。歳も歳になってくるとあまりくだらないことばかりも言っていられなくなるというのがある。いや、言うことに躊躇はないのだが、反応する人が少なくなってしまうと言う気も起きないということだ。
これが自分にとって由々しき問題となっているのは、このくだらなさパワーがそのままコントに直結しているということだ。来年1月末は新作ライヴの時期だ。果たしてそれまでにどれほどくだらないネタが考えつくのか。正直心配ではある。私から「くだらないこと」を取ってしまったら、それこそ何の取り柄もない人間になってしまう、くらいの不安感がある。バカな人間というのはこういうときいらぬ苦労をするのだな。あまりにも自堕落に生きてきたことを今更反省しても仕方がないのだが、ちょっと原点に立ち返ってみる必要があるかもしれない。