子ども向け携帯電話というとプリペイド方式のコンビニエンスストアなどで買えるものが主流のようだが、一般女性向けに発売と謳って、その実低年齢層をもターゲットとしているのは今のところauくらいじゃないか。
ITmediaモバイルの記事(1月25日付):
「KDDI、“キュートでおしゃれ”な携帯「Sweets」」
シールなんかを携帯電話に貼ったりするのは20代半ばから以下の年齢層だろう。加えて、その層に再び熱いブームを呼び起こしつつある亜土たんの待ち受け画面がデフォルトだ。
見かけ20代半ば、本質的ターゲットは10代後半というのはある意味徹底したマーケティングをしない限り手を出しにくい市場である。何故なら稼ぐ小遣いも少なければ、稼いだ小遣いはほとんど通話料にとられてしまって、意外と機種の代替というものをしないのがこの層だ。と私が勝手に思っているだけかもしれないが。
自ずと自分の金は自分で稼ぐ自覚のある20代後半以上をメインターゲットに据えた製品の方が多いはずだ。お父さんが息子や娘に買い与えている携帯電話は先に書いた通りプリペイド式のものが多く、10代のコたちがバイトで稼いでようやく非プリペイド式のものを手に入れたら、あとはシールなどでデコレーションをする、というパターン。
この時期に出す背景まではわからないが、わかりやすい4月などに発売すると、他の主力製品とカブる可能性があるのかもしれない。
いずれにせよ、auは今年もノリノリであることは間違いないな。年末に1セグ携帯が出ることを期待しています。もしくはSuica対応でもいいです。