そんなこと書くと現行PDAユーザーが怒りそうだけど。
PDAに関することはこのブログでも
中途半端に書いてきたが、いよいよ国内でPalmOSを扱っていたハードの生産が終わろうとしている。
ITmediaモバイルの記事(2月22日付):
「CLIEの歴史に幕〜ソニー、新機種投入を終了」
シャープのザウルス・シリーズや、その他のPocketPCはまだまだ頑張るのかもしれんが、先駆的であり先進的であったPalmOSを搭載したPDAが姿を消してしまうのは少し寂しい。
まあ、携帯電話にPalmOSを搭載したものも出ているようなので、今後はそっちを期待するか、もしくはアメリカから輸入するかすれば、入手できないことはないだろう。
それにしても何故ここまで廃れてしまったのか。ひところは会議に集まれば(場所と内容にもよるけど)5人に1人程度の割合でPDAを見ることができたのに。やはりモバイルPCの軽量化と低価格化に負けたのか。また、電車の中なんかでは情報の閲覧だけで良いから、通信デバイスが貧弱なPDAより携帯電話の方が使われるようになったのか。
最近活用していない私がこんなことを言うのもなんだが、もっと活用シーンをイメージさせる戦略をメーカーがとらなかった(少なくとも日本国内で)のが爆発的な普及につながらなかったのかもな。