Macユーザーの間では既に色んな噂が飛び交っている。
ITmedia ライフスタイルの記事(8月30日付):
「Apple、9月7日に「スペシャルイベント」——ビデオiPod発表か?」
ビデオiPod発売の噂が今のところ一番大きいか。次点で iTMS携帯の噂だ。後者の場合、日本では当分関係がない。一方前者の場合、飛びつく人間もいるだろうが、既にPSPなどの携帯ゲーム機で手軽にビデオ映像を楽しめる環境があるだけに、果たしてどれだけ盛上がるかは見えない話だ。iTunes→iPodくらいの手軽なインターフェース・アプリが同時に発表された場合、通勤・通学途中にビデオ映像を見る人は多少は増えるかもしれない。だが、音楽の場合は携帯テープ再生機(ウォークマンとか)などの歴史があるからすんなり受け入れられた感はあるが、ビデオ映像を持ち歩くという習慣はほとんどないに等しい。
代表者のジョブス自身も以前に「映像を携帯するのにはiPodのサイズのガジェットでは意味がない」というようなことを発言していたと思うが、その考えが変わって発売されるとしたら、かなりの仕掛けがそのガジェットにはあると思っていいかもしれない。
新しいOS10.4の特徴的な機能の一つに
Dashboard ウィジェットというものがあるが、これを端末にダウンロードして、端末自身Wi-Fiに対応なんかしていたりすると、カスタマイズ可能な簡易PDAみたいなものは技術的には可能かもしれない。動画像とその機能を付加したものであれば、ひょっとしたら面白い機器になる可能性はあるが、少しでも機能が複雑になってしまったらユーザーは見向きもしないだろう。インターフェースまわりのデザインが秀逸なアップルのことだから、もし市場に出すとしたら考え練られたものになるんだろうけど。
いずれにせよ9月7日が楽しみではある。