ストレス溜まっているのか私は。だからこんなに更新しているのか。
asahi.comの記事(5月10日付):
「日本独特の鶏ナガナキドリ、起源はシャモ 遺伝研調査」
バイオ分野の株が上昇してしばらく経つが、日々色々な機関や研究所で様々な研究と発見があるんだろう。これもその一つに過ぎないのかもしれないが。個人的に疑問なのは、
「何故今ごろになってそんなことを発見したのか」
ということだ。遺伝業界のことは良く知らないが、そんなに鶏って難しいのか。やれクローンだ人工臓器だワクチン開発だが進んでいる世の中で、たとえば人類の起源や鳥類の起源哺乳類の起源なんていうものを突き止めたならまだしも、何故ナガナキドリの起源が今ごろになってわかったのか。少々鶏を冒涜したコメントになっているかもしれないが。
実際の経緯はこういうものらしい。以下記事より抜粋。
ニワトリの家禽化の歴史を調べている小見山さんらは、品種改良を続けてきたナガナキドリのルーツを調べるため、ナガナキドリを9羽、シャモ42羽、コシャモ9羽、そのほかの日本ニワトリ23羽の計83羽分の血液サンプルを集め、そのミトコンドリア遺伝子から系統図を描いた。
つまり「鶏の歴史研究家がふとルーツを調べてみようと思い立ったから発見できた」ということのようだ。裏を返せば、今まであまり真剣に鶏を調べた人がいなかったのかもしれない。もしくは数々の鶏研究家が調べようとして調べられない壁があったのか。
こんなに鶏が奥深いものだとは知らなかった。
あ、そういうことを気付かせるための発見か。そうかそうか。
えーと。今日はこれくらいにしておきます。