昨日、新宿のとあるゲームソフト販売店に立ち寄ったのだが、そこですごいものを見た。何かこのブログ、すごいすごいの連発ばかりで、既に「すごい」の効力もなくなりかけているが、それにしてもすごかった。
ゲームボーイアドバンスSP(以下GBASP)という、任天堂から発売されている携帯型ゲーム機がある。小さいお子さんがいらっしゃる親御さんや、テレビゲーム好きの人には語るまでもないハードだろう。リンク先は、ファミコン生誕20周年を記念して、今年の2月に発売された「ファミコンカラー」モデルだ。昔ファミコンに興じていた人には馴染みのカラーリングかと思う。
このファミコンカラーはいわゆるファミコンの「本体」のカラーリングをモチーフにしたもので、実はそれ以前に「コントローラー」のカラーリングをモチーフにしたバージョンのGBASPがあった。ところがこれはお店で買えるものではなく、任天堂の会員サービス「クラブニンテンドー」の会員のみが応募して、なおかつ抽選で当たる賞品として出されたものだった。つまりは激レアな限定品というわけだ。
さて、話は先の店に戻すが、そこには新品・中古のゲームソフトの他に、ハードウェアの新品・中古も販売していて、私はそこで始めてGBASPには様々な「限定カラーバージョン」が存在することを知ったのだが、通常価格が12,500円で様々な限定カラーバージョンのものが20,000円~40,000円くらいで売られている中で、その激レアGBASPは90,000円を上回る、それこそ10万円近い価格で売られているのを発見したのだった。
「携帯ゲームに10万円」
それほどの価値があるのか、このハードには。それだけの価格がつくということは、それだけの金額を払いかねない消費者がいるということだろう。とにかく驚いた。どこの金持ちだ、そんな高いハードを使ってポケモンとかやるのは。
改めて「プレミアム価格」というものに驚いた貧乏人であった。