言語能力の発達した人間同士でも相手が何を考えているのかわからんのに、動物が何を考えてどうやってコミュニケーションをはかっているのかなんて、実はどうやってもわからんのではないか。と思うことがある。
nikkeibp.jp本の紹介「健康プラスα 本のカルテ」:
「動物たちの自然健康法:動物たちの健康法満載 自然の知恵ってすごい」
この本、とても面白そうである。紹介ページに記載されている例だけ見ても感心することしきり。よくもまあここまで進化したものだ、とも思うのだが。以下記事より一部引用。
動物の世界には、医師も薬剤師もいない。そのため、動物たちは、食べる物を工夫することによって、病原体や寄生虫を寄せつけないようにし、胃腸不良などの不調を改善しようとする。これは気が遠くなるような長い年月にわたる自然淘汰(とうた)を経て、彼らが体得した知恵だ。
いたらどうする。動物の世界の中の医師とか薬剤師が。そういう役割を持った担当者がいて、そいつは同種の中でもとりわけ丈夫なのが取り柄で、とりあえず何でもやってみる冒険家のようなやつなんだな。そいつが毒味役でな。腹を壊したら壊したで、解毒剤になりそうなものを探して食べてみるんだな。で、研究の末ある程度の結論が見えると、一般の仲間を使って実験するんだ。人間にわからないように。