全くもって世の中ミクロ的視点の多いことよ。
木だけを見ているならまだしも、場合によっては枝葉末節ばかり見ていて、問題の根本解決に一向に到達しない人間がいる。
またそんな連中がネットで批評家・評論家ぶって世界の諸問題を嘆いていたりする。
特にBLOGにそういう傾向が多いと感じるな。
嘆いたり否定したりするのは簡単なことだ。誰だってできる。「反対」意見を言えば良いだけだ。それもある事象が既にあって、それの揚げ足取りをすれば簡単に否定ができる。否定する事によって、何かに勝ったような錯覚を起こすんだろうな。そうやって他人と自分とを差別化しないと気が済まないのだな、人間と言うやつは。
少しは建設的な意見を言えといつも思う。マスコミの記事にしてもそうだ。
否定するのは構わないが、どうすれば事が前に進むかの提案に乏しい。
また提案があったとしても、本質を見ないまま揚げ足を取っての提案だから、具体性もなければ実現性もなかったりする。
イラク問題然り。学歴詐称問題然り。数々の殺人事件なんかに関しても然り。
何も試さない内から否定ばかりしている。
たまには肯定側に立って、どうすれば上手く事が運ぶかを考えてみたらどうなんだ、と言ってるこの文章も否定的か。ぎゃふん。