十日自負。
2008-08-25T23:22:00+09:00
bhaus
なんとなくアーカイヴス。
Excite Blog
お久しぶり。
http://okami.exblog.jp/7428995/
2008-08-25T23:21:27+09:00
2008-08-25T23:22:00+09:00
2008-08-25T23:22:00+09:00
bhaus
[独白]
こちらに書かなくなって2年(まだ2年!)経っているが、いろいろとネットの環境も変化があるようで。とりあえず、ここを放置しておくのは変わらないのだが、現在更新しているブログに誘導することにする。もうね、あれやこれや手をつけすぎたよ。ひとつにまとめるよ。
ふたつでじゅうぶんですよ
これからはこちらにアクセスしてください。って、ここも既にアクセスないだろう。こちらでつながっている皆さんは、果たしてお元気でしょうか。]]>
とりあえず、ブログ休止します。
http://okami.exblog.jp/4026118/
2006-07-27T21:36:43+09:00
2006-07-27T21:36:43+09:00
2006-07-27T21:36:43+09:00
bhaus
[独白]
大半のエントリに関しては、たとえば記事の見出し利用や記事の一部の抜粋(引用)などは先方のルールに則っているつもりだったが、完全に網羅できているわけでもなく、特に画像掲載に関しては、先方から訴えられたら返す言葉もないほどの掲載っぷりなので、これを機会にブログを中止しようという判断に至ったのだ。
ネガティブ利用、つまり引用元の記事や取り上げた商品・サービスなどに対する根拠のない誹謗中傷エントリが「十日自負。」においては特になかったので、ここまで続けられたというのもあるかと思う。私も改めて著作権・肖像権などについて調べてみて、今頃になって気づいた点も多くあり、振り返ってみると、とてもじゃないけどこのまま「十日自負。」として継続していくのは問題があるだろう、と思ったのだった。このまま「見逃してもらっていたこと」に甘えているわけにもいかない。
一つは著作権・肖像権を侵害しているということもあるが、侵害していないエントリに関しても、この「公開された」ブログを気に入っていただいた方が「ブログってこんな風に書けばいいんだ」と、似たような引用方法なりを使って書いて、引用元によっては、たとえば「見出しも著作物である」とするところがあり、見出しを引用した時点で著作権を侵害する恐れが出てくる。
ブログは手軽に書ける分、そのような細かい点を無視してエントリをアップしてしまいかねない要素を多分に孕んでいる。「十日自負。」よりもっと凶悪に著作権を侵害しているブログも無数にあるかもしれない。バタフライ・エフェクトとまでは言わないが、ひょっとしたら「十日自負。」が原因で著作権を平気で侵害するようなブロガーが出てきてしまった、ということもあり得なくはない。これはこのブログが有名だろうと無名だろうと変わらないことだ。
ブログ自体は、また別の場所で書き始めるつもりだ。著作権に抵触せず、仮に模倣されても模倣したブログも著作権に抵触しないで済むような書き方がわかったというのもある(日記を書くわけではない)。
本来ならば、ここのエントリをすべて削除して「ブログをたたむ」のが良いのだとも思うが、過去に様々なコメントを寄せていただいた方の厚意も合わせて削除してしまいたくないのと、参考になりづらいかもしれないが、一つの反面教師として「さらしブログ」になればと思い、特にエキサイトやその他コンテンツオーナーなどから警告がくるまでは、この「十日自負。」はこのままにしておこうと思う。
以下に簡単な「著作権・肖像権に抵触すること」を明記しておく。
■オンライン・オフライン問わず、記事、著作物等を引用・転載すること。
※ただし、引用・転載元に「〜の場合は許可する」とあれば、それに則った行動をとれば問題ない。たとえば、新聞記事を引用する場合、その新聞社に問い合わせて引用の許可を得るという方法は一般的だ。最近では「条件付き引用可」とするところも多く、十日自負。においてもそのようなサイトからの記事を引用することが多かった。ただ、何も記述がない場合。つまり「引用・転載可」とも「不可」とも書いていないところのものを無断で引用・転載するのはNG。書いてなくても、引用・転載をしたい場合は断りを事前に入れるのが筋。
暫定的な対応策としては、引用元を明示するという方法もある。著作者某の何という書籍からの引用だとか、サイト某の何月何日付けの記事からの引用だとかを明示しておくと良い。
その他、新聞記事の見出しを著作物としている新聞社もあるので、見出しの引用も気をつけなければならない。どうしても許可などを取らずに記事についてのことを書きたい場合は、○○新聞の記事に「こういう記事があった」としてリンクを貼るのが無難だ。
また、私はやったことはないが、歌詞などをブログに丸々引用するのもNGだ。最低限作詞者の名前を明記し、先方に掲載の許可を得なければならない。誰が作詞したかもわからない童謡や民謡に関しては、権利の所在も不明だが、どこどこ地方に古くから伝わる何々という民謡くらいの注釈はあってもいいだろう。
■写真は著作権・肖像権に触れるものは、そのソース元の許可を得てから掲載すること。
※たとえばカタログなどに掲載されている写真はもとより、たとえ撮影者が自分であっても許可を得ないと掲載してはならないものがある。
- 人物写真
- キャラクターグッズなどの小物や、市販の「物」
- 旧所・名跡を除く建造物
などなど。ものによってはソース元の利益向上につながるケースも多く、特に損害を被らない場合は訴える人もいないのだが、侵害していることは侵害しているのだ。
たとえば遊園地で記念撮影をしたとする。自分のアルバムに保存して仲間内で眺める分には特に問題ないのだが、これをネットに公開した時点で遊園地のアトラクションの著作権を侵害したことになる。どうしても載せたい場合は、どこかに「この背景に写っているアトラクションは○○遊園地の著作権に保護されたものである」というような「Copyright」を明記しなければならない。もしくはどこの遊園地かわからないように撮影して、某遊園地に行ってきたと書くのが関の山だ。
裏を返せば、ネットに掲載できる写真は「ネットに顔が載っても良い」という許可を得た人物か、建造物の写っていない風景、旧所・名跡が写ったものくらいだ。厳密に言えば衣服なども写っていた場合、アパレルメーカーの著作権を侵害することになるのだが、これは先方もカバーしきれないのだろう。今のところお咎めが出たという話は聞いていない。
斯様に著作権・肖像権に抵触しないでブログのエントリをアップするのは、それこそ他愛のない日記を書くしか道が残されていないような気になってくる。まあ、そういう日記も多いんだけど。ただ、大事にしないと原典である著作物にこめられたメッセージが歪んで伝わってしまう危険性を秘めている。乱暴な言い方をすれば、あちこちでデタラメな伝言ゲームが繰り広げられるということになる。ちょっとした情報操作のようなものだ。そういったブログが乱立するとどうなるか。インターネットの中で利用する価値のある情報にたどり着きにくくなるだけではなく、ネット上の情報の信頼性まで貶めてしまうことになりかねない。
日本にブログが浸透してきてから様々なブログを見て、また自分でも書いてきて、ようやく気づいたのだ。情報を乱すお先棒を担ぎたくない、と。
十日自負。を読み続け、時にはコメントを書いて話しかけてきてくれた方々に改めてこの場を借りて感謝する。緩い文化には緩い文化なりに得るものはたくさんあった。同時に、当ブログの著作権侵害に目をつぶっていただいたコンテンツオーナーの方々にも、この場を借りてお詫びする。
ネットのあちこちでは、今でもオンラインコンテンツにおける著作権問題について議論が交わされている。ある議論が正しいとすれば十日自負。自体は何ら問題ないとする考え方もできるかもしれない。だが、現行の法に則った考えで言えば明らかに侵害している部分はあるし、なくても誤解を生む素地はこのブログにはある。
繰り返しになるが、本来であればクレームが来る前にブログそのものを閉鎖するのが法を遵守するということでは正しいことなのだが、一人でも多く著作権・肖像権に関する認知を高めてもらえればという願いを込めて、エキサイトさんが削除するまではこのまま「放置」させていただくことにする。「15MBのゴミ」が少しでも役に立てば幸いである。]]>
マタニティマークの周知徹底を。
http://okami.exblog.jp/4022134/
2006-07-27T00:50:02+09:00
2006-07-27T00:50:02+09:00
2006-07-27T00:50:02+09:00
bhaus
[サービス]
8月1日より、首都圏(てどこまでを指すのかわからないが)の16鉄道事業者は、妊婦の人に「マタニティマーク」を無料配布するとのこと。各駅事務所に頼めばもらえるだろうが、恐らく8月前半は駅員も率先してアナウンスするかもしれない。
あからさまに妊婦だとわかれば席も譲りやすいのだが、単に太っているのかもしれないと思ってしまったり、妊娠5ヵ月くらいのお腹が目立たない状態だと妊婦とわからない場合があって、通勤時などに席を譲られることも少なかったという背景がある。まあ、妊娠してまで満員電車に乗るのはどうかと思っている人もいるだろうが、かなりお腹が大きくなるまで働くこともできるらしいし、今の時代、そう家でのんびりと産気づくのを待つこともできないのだろう。
このデザイン、厚生労働省が今年の2月に募集して決定したものらしい。なかなかにストレートでわかりやすくてよろしい。変にデザインに凝りすぎて何を伝えたいのかわかりにくいものより、このようにハッキリと「おなかに赤ちゃんがいます」と書かれてある方が多くの人に認識させやすいだろう。効果的に使われることを期待すると同時に、認知活動の一助になればとエントリアップした次第である。
私は妊婦の経験はないけどな。]]>
Rocketboomからアマンダ・コンドン降板!
http://okami.exblog.jp/3977314/
2006-07-19T19:52:00+09:00
2006-07-24T10:18:54+09:00
2006-07-19T19:52:55+09:00
bhaus
[サイト]
ビデオポッドキャスティング番組「Rocketboom」に関しては以前アップしたエントリでも触れたが、看板アンカーだったアマンダ・コンドンが気づけば降板していた。久しぶりにRocketboomを見たら出てないんでおかしいなと思ったのだが、先週末より新アンカーに変わってポッドキャスティングは続行している。
降板の理由は簡単に言えば共同プロデューサーとの見解の相違が原因のようで。
アマンダの個人ブログ“Amanda Unboomed”
Rocketboom風映像によるファンへの挨拶映像
ブログMashable!に取り上げられたニュース
TIME.comのインタビュー記事
日本の音声ブログFredioの緊急特番
…などなど、このほかにも様々なサイトで彼女の降板は話題になっている。世界で最も成功したビデオブログであると同時に、その語り口にも人気があった彼女だけに、大半の視聴者はアマンダの味方のようで、彼女の今後の活動は世界から注目されている。
一方、「彼女をクビにした」Rocketboom側の今後はどうなるのか。番組のネタや構成が面白かったことも事実で、これがきっかけになって失速してしまわないことを望む。できれば半年か一年おきにアンカーを入れ替えてみるのもいいんじゃないか。
※CNETに掲載されていたニュースを紹介するのを忘れていた。ここに日本語でかなりわかりやすいインタビューなどが掲載されている。
「人気ブイログRocketboomの内部騒動--アマンダが真相を語る」(7月20日付)
「Rocketboom 2.0発進」(7月13日付)]]>
103インチで600万円のテレビ。
http://okami.exblog.jp/3977122/
2006-07-19T19:22:53+09:00
2006-07-19T19:22:53+09:00
2006-07-19T19:22:53+09:00
bhaus
[モノ]
今月10日頃に北米市場で103インチのプラズマテレビの受注販売をするという報道を目にしたが、日本での目標販売台数は年間100台ほどだった。
ITmedia +D LifeStyle の記事(7月19日付):
「“世界最大”103V型のプラズマ「VIERA」が登場」
現在、世界最大サイズのテレビのお値段はなんと600万円。企業のショールームやらイベントスペースやらでの発注はわかるが、個人での発注も見越しているらしい。小型乗用車が5~6台買える価格のテレビを誰が買うのか。まあ、お金持ちなんでしょうけど。日本のお金持ちは大概仕事の虫で、そんなテレビを見るヒマもないんじゃないのか。ああ、家族が見るか。そんなテレビを見て育った子どもは将来どうなってしまうんだろう。
別のブログでも少し触れたが、たとえば103インチで見るテレビ番組のインパクトを想像してみるといい。等身大の人間を表示しても膝から下が見えなくなる程度だ。映画や景観の美しいドキュメンタリー番組などを見るのはいい。百歩譲って大河ドラマやスポーツ中継でもいいだろう。
「103インチで見る囲碁教室」
碁石デカいデカい。碁盤デカいデカい。
「103インチで見る株式市況」
グラフデカいデカい。景気の浮き沈みを身体で感じることができるんじゃないか。
「103インチで見る砂の嵐」
文字通り砂の嵐っぽいかも。何か見えちゃうかも。ちょっと怖いかも。カラーバーとか試験放送とかも迫力満点。個人的には加藤ローサを103インチで見たらメロメロになっちゃうと思う。]]>
携帯ゲーム機の用途は広がる。
http://okami.exblog.jp/3909514/
2006-07-09T01:36:13+09:00
2006-07-09T01:36:13+09:00
2006-07-09T01:36:13+09:00
bhaus
[ソフト]
+D Games の記事2つ(7月3日付):
「DS片手にお料理はいかが?――「しゃべる!DSお料理ナビ」 」
「サプライズを欲しているアナタ。アハ体験で得られる不思議な感覚はいかがでしょう」
前者は任天堂DS用、後者はソニーPSP用のソフトだ。この二つ、どちらも「ゲームでない」ソフトだ。「アハ体験…」の方がいわゆる「間違い探し」なのでゲームっぽく見えるが、それよりも「脳を鍛える」系寄りのソフトだ。
広い層に拡散的に売れた任天堂DS。こうなると「ゲーム以外」の用途も持ち込めると踏んだのか、外国語会話に関するソフトがDS Lite発売のタイミングでいろいろ出たりしたが、今回紹介するソフトは更に進んで「レシピ集」というシロモノ。しかも音声と画像でガイドしてくれるという親切設計。監修は有名料理学校・辻クッキングというから、何か本格的。これはナイスアイデア。使い勝手がよければクチコミで広がる可能性も高い。
もう一つ「アハ体験…」は先にも書いたように「間違い探し」なんだが、そんじょそこらの間違い探しとは違って、ゆっくり時間をかけて変化したポイントを見極めるというユニークなもの。簡単に言ってしまえば「難解な間違い探し」なんだが、その分時間制限要素などを通常のゲーム的な「間違い探し」に比べ減らしているところに、「脳を鍛える系」のテイストを感じる。こうなるとゲームというよりは、一昔前に流行った言葉ではないが「頭の体操」になりそうだ。
NDSもPSPもハードが登場した当初は「ゲーム」の色合いが濃かったが、ここにきて「携帯性」を重視する傾向があり、ゲームである必要性は必ずしも高いものではないという動きを見せている。ユーザーとしては楽しみなばかりだ。「携帯ゲーム機」が「携帯アミューズメントマシン」に変わり、さらに「携帯便利ツール」になる日もそう遠くないのかもしれない。]]>
PDAでも携帯でもPCでもない新型W-ZERO3。
http://okami.exblog.jp/3890880/
2006-07-06T15:25:00+09:00
2006-07-09T01:37:04+09:00
2006-07-06T15:25:16+09:00
bhaus
[モノ]
敢えてカテゴリ分けするとしたらハンドヘルドPC未満PDA以上ということになるのか。もう、このブログ以外のところで散々書き尽くしてしまっているので特に真新しいことも書けないのだが、いろいろ書いたり話を聞いたり開発者の話を読んだりして気づいたのが、今日日の携帯端末にしては周辺機器が充実しているというところ。
※参考:ウィルコムショップ・W-ZERO3 [es]/WS007SH
現在開発中ということで最終的にどの周辺機器が出るかは今の時点では何とも言えないが、Bluetooth、無線LAN、モバイルプリンタ、プレゼンテーション機器、バーコードリーダー、ワンセグチューナーなどが開発中らしい。これは考え方によっては賢明で、最近の携帯電話などはいずれかの機能があるかないか、あるいは全部入りで価格が高くなっているかというところで、消費者側が好むと好まざるとに関わらず使わない機能の付いた携帯電話を使う羽目に陥ることも珍しくない。そう考えるとウィルコムは良心的とも思える。
携帯端末に限らないが、オプション対応で「後付機能」を作るのはそんなに難しくはない。ところが採算性が各オプション毎に問われることになり、最初から機能付きのものに比べて割高になってしまうケースがある。メーカー側としては下手に在庫を抱えたくないために、よほど長期的に売り続けるモノか、共通パーツの多いものでない限り、オプション生産は避けて通りたい道のはずだ。ところがウィルコムは消費者側の「必要な機能だけ選びたい」というニーズを優先させた。これでコストがかなり抑えられたものが発売されたら、ウィルコムの株は上がることだろう。
意欲的なマーケティングをしていると思われるウィルコム。新型W-ZERO3も前任機種でユーザーから出た不満点をほとんど潰したと言われている。その本気度合いが果たしてどこまでユーザーに届くか。陰ながら応援したい企業である。]]>
トランシーバーに憧れた少年時代。
http://okami.exblog.jp/3890555/
2006-07-06T14:17:53+09:00
2006-07-06T14:17:53+09:00
2006-07-06T14:17:53+09:00
bhaus
[モノ]
厳密に言えば、子どもの頃に一度憧れ、次に車の免許を取得して、友達と何台かの車で出かけられる頃、トランシーバーが無性に欲しかったことがある。記憶が正しければ、幼い子どもの頃はゴツいトランシーバーのセットを買ってもらって、ちょこっと交信して飽きてしまったと思う(お父さん、ごめんね)が、それに懲りたのか、大人になってからは欲しくとも買うまでには至らなかった。
今や腕時計のサイズ(と言っても、腕時計にしては大きそうだが)におさまるトランシーバーが登場した。
I Want One Of Those(通販サイト):Walkie Talkie watch
前回の冬季オリンピックでノルウェーのチームが使っていたという(らしい)一品。8チャンネル、38サブコード、計304の識別チャンネルを扱える。日常生活防水。通信距離最大3km。お値段はペアで100ドル弱。段々大人になって、専門職以外使い途がなさそうなトランシーバーではあるが、敢えて購入して、無理矢理アウトドア派に転向するのもいいかも(既にアウトドアの人は立派なトランシーバーを持っていそう)。
私なんぞ、ほとんど使い途がなさそうなのだが、このギミックには惹かれるものがある。]]>
骨伝導ってどうなの。
http://okami.exblog.jp/3848250/
2006-07-01T04:34:26+09:00
2006-07-01T04:34:26+09:00
2006-07-01T04:34:26+09:00
bhaus
[モノ]
ボーダ孫じゃなかった ボーダフォンで一頃話題になった骨伝導対応の携帯電話ってあったが、あれの話題をさっぱり聞かないな。それ以外にも、骨伝導ガジェットはいろいろ発売されているみたいだけど、今ひとつ盛り上がっていない気がする。
ITmedia +D LifeStyle の記事(6月29日付):
「ペガソ、防水仕様の骨伝導ヘッドフォン」
今回は防水を売りにした骨伝導ヘッドフォンだ。製品サイトにも書かれているが、実は骨伝導ガジェットは水中のような場所で効果を発揮する。地上では個々人の骨格の違いや、周囲の騒音などによって、実際期待していたほどの効果を得られないケースというのがあるらしい。いろんな評価サイトで語られていたことなので、実証した結果を述べているわけではないが、どうやら骨伝導ガジェットは使う場所を選ぶらしい。
防水仕様の音楽プレーヤーとしては最近では Freestyle Audio のMP3プレーヤーが宣伝されていたが、これはイアーパッドがちょっと弱いらしい。これに後付で骨伝導ヘッドフォンを付けることができたらベストなんじゃないの、ひょっとして。トータルコストがやや高くつきそうだけど、そういうコラボレーションはないのかね。お互い知らないだけなのかね。
それにしても骨伝導ガジェットのレビューは少ないよなあ。ネタ的には申し分ないのだが、もう一つ手が出ないのはなぜだろう。]]>
着せ替え人形で遊んだことはないが。
http://okami.exblog.jp/3847929/
2006-07-01T02:41:15+09:00
2006-07-01T02:41:15+09:00
2006-07-01T02:41:15+09:00
bhaus
[サイト]
着せ替え人形の遊び方がまずよくわからない。アレか。着せては脱がし、脱がしては着せを繰り返すのか。それとも、あるとき突然「おままごとモード」に突入しちゃったりするのか。
CNET Japan の記事(6月28日付):
「着せ替え人形サイトStardoll.com、大手ベンチャーキャピタルから資金を調達」
アメリカには子ども向けに着せ替え人形サービスサイトがあるようで。
Stardoll.com
日本では古くは富士通ハビタットの時代(FM-TOWNSとかCD-ROMドライブパソコン草創期の頃だったか)から「アバター」なるカスタマイズ可能なキャラクター・グラフィックがあって、ここ数年ではチャット用キャラとか名刺代わりのキャラとして、誕生当初とは微妙に異なるカタチで定着しつつある。これも着せ替えとか可能だし、部屋の模様替えなんてのも可能だが、それは飽くまで副次的な娯楽要素(メインと捉えている人もいるかもしれないけど)で、アメリカのこのサイトとはやはり趣を異にする。
会員登録しなくても適当に遊べる(保存ができない)ので、ものは試しに遊んでみたが、着せ替え以前にキャラクター作りに難航。操作自体は簡単だが、どれも「濃い」ので、なかなかこれぞというキャラができない。別サービスでセレブに似せたキャラを着せ替えするなんていうのもあるが、これも似ているものから「誰だこれ」というようなものまであって、服を着せる以前に一盛り上がりある。
いざ、キャラクターが決定したら、いよいよ服を着せ替えるわけだが、リアルな着せ替えセットよろしく、目で見てわかりやすいクローゼットのようなものがあって、そこから服を取り出してはいろいろとコーディネートすることが可能になっている。ところが冒頭にも書いたように、私は着せ替え人形で遊ぶノウハウがないので、2~3着着せたら飽きてしまった。
大手ベンチャーキャピタルから資金を調達できるくらいだから、ある意味流行ってるんだろうな、このサイト。日本ではないのかね、こういうの。いっそ3Dモデル作って、グルグル360度回すアパレル通販サイトみたいなので着せ替え専門のサイト作ったら流行りそうだけどなあ。作る手間が大変かね。]]>
ポータブルレコーダーのニーズ。
http://okami.exblog.jp/3831304/
2006-06-28T22:46:23+09:00
2006-06-28T22:46:23+09:00
2006-06-28T22:46:23+09:00
bhaus
[モノ]
物欲系のネタがしばらくなかったのは良かったが、今になってまたこんなものが欲しくなってきてしまった。
「Roland EDIROL R-09」
ポータブルレコーダー、つまりはコンパクトな録音(再生)機だな。価格はオープンプライスだが、実勢価格は38,000円前後と決して安いものではない。同類の他社製品と比べても、高級機に比べれば安いが、一般ユース機と比較すると平均よりやや高めに見える。でも、いろんなところでこの製品を「褒める」記事を見てしまったものだから物欲が止まらない。アイ・キャント・ストップ・物欲。
デジタルARENAの特集(6月23日付):
「ローランドの「EDIROL R-09」と行く“生録全国ツアー2006”」
AV Watchのコラム(6月14日付):
「小寺信良の週刊「Electric Zooma!」第261回」
同コラム(2月13日付):
「藤本健のDigital Audio Laboratory 第223回」
AVガジェット系評論家の大御所たちがこぞって冷静に褒めている。ああ、私はいつから大御所の言葉に弱くなってしまったのか。
では一体、このガジェットを私は何に使うのか。
「(舞台の)本読みを録音して台詞覚えを早くする」
ほとんどそれだけの理由だ。今年は公演数も多く、再演作品があるから台詞覚えも特に問題ないものの、限られた時間の中でやる稽古では新作の場合、前半のかなりの時間を台詞覚えに割かれてしまう。台本を片手に立ち稽古というスタイルが珍しくない。でも、そろそろそれも限界が来たのではないかと思ったのが2月の自分ところのユニットの公演。自分で書いた台本がなかなか覚えられず、かなり四苦八苦したのだった。これはもうボイスレコーダーを買うしかないなと思い立ったのだが、そんなときこんな余計な情報を目にしたものだからたまらない。
「いろんな音源を収録すりゃいいじゃん」
「ポッドキャスティングにも使えるじゃん」
などと、浜っ子ライクな悪魔の囁きが耳元で聞こえるようだ。まあ、この製品、この市場においてはかなりの人気商品らしく、目下品薄状態だそうだから、今度お店に行って買えなかったら買わなきゃいいじゃん、と無理矢理自分を納得させたりする始末。
そうなんだ。確かに今日日の携帯電話とかでも簡単なボイスレコーディングくらいはできるんだ。それで対処したっていいんだ。でも、こういうモノを見てしまうとムラムラする。ああ、どうしたものか。]]>
特別公演『池袋モンパルナス』無事終幕!
http://okami.exblog.jp/3823492/
2006-06-27T22:06:00+09:00
2006-06-27T22:07:16+09:00
2006-06-27T22:06:07+09:00
bhaus
[芸能]
もうここんところこっちのブログは全然更新していないね。楽しみにしている人いたらごめんね。実はSNSの日記だけでなくて、某新聞社系のブログも密かに更新してたりしてね。それとBHUのブログでしょ。そりゃ更新頻度も減るわいね。でも、劇団のリンク経由だと、劇団のお客さんはこれ見に来るんだよね。経路解析とかしてもそうだしね。 ということで、今回の特別公演の裏話とか書いてみようか。
今回の特別公演、何が特別って後援者付き、主催者は劇団外の方、まあ言うなればスポンサー付き公演ですよ。で、スポンサー付きっていうとスポンサーの意向とかあったりしてがんじがらめになって自由に公演が打てないって印象あるかもしれないけど、今回に関してはある意味自由過ぎていいんですかというカンジ。
予算には限りがあるので打ち上げ花火ほど派手にはできないけれど、そこまで支援していただけるのなら、こちらも地域活性化につながる公演にしようじゃないかと、スタッフも交えていろんな案を出しては没にしていったさ。誰かが言っていたが、一つの作品を作って発表の場で一つの作品だけを見せるのはアマチュアだと。舞台の場合、そう何本も一時(いちどき)に作れるわけではないから、何通りもの演出、何通りもの役者の挑戦、そして制作面でも様々な案を出して、最終的に絞り込んでいく。出たアイデアを片っ端から使っても、一つのアイデアを後生大事に保護しても、それはプロ根性ですらないと。
今回は役者としてだけではなく、上演実行委員長なんてものにもなったから、そりゃもう自分が劇団の代表になったつもりでスタッフを交えて地域盛り上げ策を考えたさ。ここで難しいのが、「盛り上がると思っていてもそれは自分だけ盛り上がるんじゃないか」というところの見極め。自分だけ盛り上がってもお客さんが盛り上がらなければ意味がない。では、お客さんの身になってどれだけ考えられるか。お客さん個別の心理状況なんてわかるはずもない。過去の経験と巷の実情調査だけが頼りでしかない。
ということで、正確な「満足度数」なんて数字こそ出なかったけど、多くのお客様が「満足」して帰られたという報告を聞いて嬉しかった。「団扇も役に立ったよ」とか聞くと、団扇を作った本人としては役者として以上に嬉しかったり。
役者としても演技がどうこう以前に、地元の学校の吹奏楽部の人と「共演」できたことや、校長・教頭が二つ返事で幕間の出演依頼(役者として!)を受けてくれたこと、しかもそれがお客様を湧かせたことが嬉しかった。
ここだけの話、最後のシーンできびすを返して扉から出ようとした瞬間、満場の拍手が体育館に鳴り響いたとき、ちょっぴりウルっときちゃった。あんな絶好のタイミングで拍手って起こるものなのだな、と。
実は何度も上演中止の危機があったんだけど、それを乗り越えて上演できて本当に良かった。大変だったけどその分勉強にもなった。「進化が止まるということは絶滅を意味する」と言ったのは誰だか忘れたが、この勢いでますます進化していこうと思った公演だった。ここまで読んでいる人が公演を観た(あるいは関係した)人の中でどれくらいいるかはわからないけど、本当にありがとう。感謝できてこその幸せだね。]]>
アジアンスパイシーチキン。
http://okami.exblog.jp/3785160/
2006-06-22T16:29:43+09:00
2006-06-22T16:29:43+09:00
2006-06-22T16:29:43+09:00
bhaus
[携帯更新]
最近食事を採る時間が不規則で。食べられるときに食べないと、あとでしわ寄せがきたりして、結構面倒だったりする。
ということで今日の昼飯だか夕飯だか微妙なときに空き時間ができたので、コールスロー食べたさにKFCに。
アジアンスパイシーチキンセットなるものがあったので、それとコールスローとコーラを注文。単品は割高感のあるKFCだが、セットだとかなりお得。830円也。モチモチした小さいナンがいいね。満足。
]]>
ネットの上の動画像。
http://okami.exblog.jp/3728786/
2006-06-13T10:05:30+09:00
2006-06-13T10:05:30+09:00
2006-06-13T10:05:30+09:00
bhaus
[サービス]
IT media ニュースの記事(6月7日付):
「「スプー」削除の舞台裏 「YouTube」にテレビ局苦慮」
この「スプー」問題に関しては、番組制作側にも問題はあると思うので何とも言えないが、こういうような問題が出るたびにネットのあちこちで囁かれるのが著作権などの問題である。ただ、私が見る限り(狭い範囲だが)、ネット上の著作権問題の議論でスマートに収束した掲示板なりチャットのやり取りはお目にかかったことがない。それはやはり著作権に対する認識のバラツキにあるのではないかと思うのだがいかがなものか。
※参考:文化庁サイト
「著作権の登録制度について」
著作権というのは著作物を創作した時点で自動的に発生するものだが、著作権を侵害された場合、侵害された著作者ないしは著作権を保持するという契約を交わしたコンテンツホルダー(著作権移譲先)が訴えない限り、そこには倫理的な問題しか発生しない。つまり「人としてはやってはいけない」という抽象論に終始してしまい、議論の場におけるモラルの度合いによって議論の内容が変わってくる。 もう少し具体的な話をしようか。
YouTubeに関して日本の掲示板やチャットなどのやり取りで囁かれるのは大きく二つ。
1.他人の著作物(主にテレビ番組や映画などの映像)をYouTubeにアップロードすることについて
2.アップロードされた動画像を視聴・あるいはダウンロード、もしくはリンクして紹介することについて
厳密に言ってしまえば、どちらもまだ法には触れていない。アップロードされたコンテンツ元、たとえばそれがどこかのウェブサイトなどに掲載されていて、そこに「無断で動画像を使用してはならない」旨が表記されていれば法に触れることになるが、その著作元が訴えない限り問題にはならない。
動画像がネット上でやり取りされる前は画像であったり音源ファイルであったりしたが、それも同じことで、著作元が二次掲載者に「掲載を取り消してくれ」と指示すれば、二次掲載者はそれに従わなければ「訴えられる可能性」が出てくる。ただ、二次掲載者がそのおおもとの著作物を賞賛すれど誹謗中傷していない場合、大概は訴えられないケースが多い。それには昨今話題の「バイラルマーケティング」よろしく、クチコミの認知拡大を狙う著作者側の意図もあったりするからだと思う(それ以前に、そのテの管理には無頓着という体質も多く見られるのかもしれないが)。また、ブログだけでも数百万乱立する世の中だ。いちいち無断掲載されたコンテンツを探すくらいなら放置していた方がマシだと思ってしまう向きもあるだろう。それこそIT系の著作権問題よろしく、爆発的に話題を呼んだ頃に訴えた方が旨みもあると思っているかもしれない。
前置きが長かったが、このような背景により、YouTubeは表向きは「他者の著作物は掲載するべからず」とあっても、結果的には著作権侵害コンテンツの温床となってしまうことがわかるだろう。前向きに捉えれば、多くの人間に知られざるコンテンツに再度脚光を浴びさせることが可能な場でもあり、それらのコンテンツを抱えていたコンテンツホルダーにとっても悪くない話だったりすることもある。全世界の倫理観が向上されれば(されないと思うけど)、よりよい映像コンテンツの発掘の場となるかもしれない。
そんなこんなで日本ではこんなサービスが始まろうとしている。
IT media ニュースの記事(6月12日付):
「「ワッチミー!TV」はフジテレビ版「YouTube」か」
この記事で取り上げられたのは日本版YouTubeになりうるかもしれないと囁かれる、フジテレビの社内ベンチャーが立ち上げたサービス「ワッチミー!」だ。このサービスの特徴として、投稿された動画像は一旦スタッフがチェックしてから一般ユーザー向けにアップロードするという「著作権を守る仕組み」を取り入れているところ。そこまで言い切るのだから、容易にダウンロードされて他所で二次使用されないような仕組みになっているだろうが、果たしてこのサービスは流行るだろうか。
「ワッチミー!」側のもう一つの売りは「アマチュアの中から新たな映像作家を発掘する」という点にあるらしい。この点については評価者側の質、視聴者の質にもよるので一概に何とも言えないが、クリエイターやクリエイターの卵たちにとっては良い作品発表の場となるだろう。そこのところで一つや二つでも話題となる作品が出てくれば、このサービスとしては半分成功したも同然と言える。
既に非営利団体向けのYouTubeライクな仕組みのVOLUMEONE(ボリュームワン)や、携帯からの動画アップも可能なFlipClip(フリップクリップ)などのサービスも立ち上がっているので、優秀なクリエイターを発掘する場には事欠かない体制になっている。著作物の不法二次使用の問題も国内においてはクリアされるだろう。ただ、国内に絞られたサービスという点と、パロディやコラージュなどの著作物二次使用「作品」が出てこない(可能性が高い)となると、結果的にそのサービスから輩出される「優秀な著作者」が誕生する確率も低くなるんじゃないかと思うのは考えすぎだろうか。
先の「スプー」問題で躍起になる公共放送団体の気持ちもわからいではない。ただ、これを放送してしまって、それがここまで盛り上がっているのだから、それを逆手にとって自ら利用するくらいにならないと(いくら全国の子どもから老人が見ているとはいえ)「新たな創造物」を生み出す土壌は固まらないのではなかろうか。
著作権とアーティストの関係性もこの国ではいびつなようで。そこらへんはこのコラム記事を参考にしていただきたい。
IT media LifeStyle のコラム記事(6月12日付):
「「補償金もDRMも必要ない」――音楽家 平沢進氏の提言」]]>
日本でビデオポッドキャスティングはブレイクするか。
http://okami.exblog.jp/3699460/
2006-06-06T04:18:00+09:00
2006-06-06T04:21:27+09:00
2006-06-06T04:18:09+09:00
bhaus
[サイト]
ポッドキャスティングとはネットで調べればわかることだが、簡単に言ってしまえば「iPodで持ち運べるインターネットラジオ番組」てカンジ。
※参考:
IT用語辞典 e-Words の解説:ポッドキャスティング
フリー百科事典 Wikipedia の解説:ポッドキャスティング
アップルコンピュータの未曾有のヒット商品iPodの「Pod」と、放送の「ブロードキャスティング」という言葉の合成語なので、iPodでしかそのサービスを受けられない誤解を招いたりするが、音声放送に関してはMP3フォーマットが主流なので、MP3プレイヤーであれば同様に持ち運びする(通勤・通学中に聴く)ことが可能だ。
日本ではこの言葉が普及する前に「インターネットラジオ」という語が出現し「ブログの音声配信版」的な扱いで、放送のプロではない「素人」たちの番組も2~3年前くらいからネットに登場。今では企業やタレントなどがラジオ番組よろしくネット放送をするまでに至っている。
だが、まだポッドキャスティングの「リスナー」は多くはない。何をして「多い」と表現するかは微妙なところだが、ポッドキャスティングに興味のある人間は自ら番組を作成しているか、一部のメジャータイトルしか聴いていない傾向があるようで、たとえば会社の人間に「ポッドキャスト知ってる?」という問いかけをした場合、職場の1割以上が「知ってる」と答えるところは少ないのではないかと思う。まあ、現在大手広告代理店やマスメディアなどが手をつけ始めているので、聴いたことはなくても知ってるという人間は増えるとは思うけど。 そんな現在、海の向こうではビデオポッドキャスティングが話題を呼んでいる。らしい。「らしい」というのは話題となっている番組の絶対数が少ないからなんだが、ダントツ人気は「ROCKETBOOM」という3~5分のコミカルよろずニュース番組だ。
本家Rocketboom
日本語字幕のついたロケットブームジャパン(β版)
テレビドラマのチョイ役(一部レギュラーもあったらしい)をこなす美人女性タレントのアマンダ・コンドンが番組ホストとなって、コミカルに「主にネットで取り沙汰されているニュース」を発信している。正にアメリカ的ブログの映像版だ。彼女と共同脚本を書いているプロデューサーと、数名のスタッフのみで制作しているこの番組は口コミで人気を呼び、現在では一日20万アクセス近い番組となっているらしい。
テキスト→音声→映像という流れは「情報配信」という世界に於いては自然な流れではあるのだが、では果たしてテキスト主体のブログ同様、ビデオログ(Vlog/ビデオポッドキャスティング)は流行するのか。しかも日本で。個々人が映像コンテンツを共有サイトにアップロードするYouTubeもそうだが、映像配信サービスに関して日本はアメリカに遅れをとっている。言い方を変えれば、アメリカの例に学んで次なる映像番組を作ることも夢ではない。と思った人はそれなりにいるようで、日本でも各地でセミナーやら勉強会やらが繰り広げられているようだ。
結論を言えば「日本でもVLOGは流行ると思うがロケットブームのような番組は当分登場しないだろう」と私は考える。ロケットブームみたいな番組が全てだとは言わないが、極論を言えば「リラックスして一日20万人もの日本人が見たくなる番組」が誕生する可能性は低いということだ。まず、ロケットブームのような番組というものはどういう番組か、私なりに特徴を上げると…
1)アンカー・ウーマン(取材もこなす女性司会者)が美人
2)ユーモアあふれるトーク
3)変わり種ニュースを土日を除く毎日更新
4)編集センスの良さ
4に関しては観念的な部分もあるので一概には言えないだろうが、1~3に関しては多くの人が納得するだろう項目だ。これに匹敵する素材が今の日本にあるかと言われれば微妙。記事の内容などでは面白いものは多いが、見栄えやトークまで手が回るかとなると難しいだろう。加えて最低限のIT知識や、ネット社会の情勢などもそれなりに知っていないと、スグに突き上げを食らうことになりかねない。同じような番組が他の国で誕生するとすれば、ユーモア発祥の国イギリスか、エスプリ発祥の国フランスが可能性として高いような気もする。
では、日本ではどのようなVLOGが流行るのか。これも勝手に予想してみると…
1)アイドルブログの映像化(眞鍋かをりや中川翔子あたり手をつけそう)
2)専門的ニュース(ペイパービュー・ニュースの簡易版)
3)面白いおっさんの語り(これが強いて言えばロケットブームに近いかもしれない)
4)FLASHアニメの延長線(最近ではラレコ先生の「くわがたツマミ」とか)
こんなところだろう。そこに割り切って制作リソースを投入し、なおかつ毎日更新すれば、少なくとも日本かアジア諸国くらいまでには流行する可能性はあるだろう。ただ、マスメディアに絡んだことのない素人がブームの火付け役になるのは4のケースか、奇跡的に3のケースくらいしか考えられない。
海外にまで人気を呼ぶ番組を作ろうとする意欲は至るところで散見されるが、その域に行くには…
1)元テレビ局かラジオ局で活躍していた女性アナウンサー
2)IT知識が豊富なスタッフ(あるいは本人)がいる
3)編集に「こだわりすぎない」
という要素が揃えば可能性はなくもない。
音声番組ですら、それなりに面白いものを制作しようとすると手間暇がかかる。加えて映像となると、その編集工程は音声番組以上の工数がかかる。これにハマると「毎日更新」という、サイトアクセスを増やすための基本条件を満たすことができなくなってしまう。1~2年続ける程度であれば、それこそテキストブログでもよく見られる「元風俗嬢の赤裸々な告白」をキワドい映像を交えて展開すれば一気に人気コンテンツは作れるだろう。だが、もっと長い期間、ネタギレしないで番組を続けたいのであれば、素人は素人なりに考えないと難しい。
まあ、一視聴者としては現在はロケットブームの日本語字幕付きで十分楽しめるので別に構わないんだけどね。
※参考記事:
Wired Newsの記事(2005年7月13日付):
「ビデオ+ブログ『ブイログ』が流行の兆し」]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/