以前住んでいた場所でも性同一性障害者の区議会議員が話題になっていたが、性同一性障害についての法的整備が注目されるようになったのがここ最近の話だとすると、今年になって「性同一性障害者の戸籍の性別変更を認める法律」が施行されたのは画期的なことなのかもしれない。
Excite エキサイト:芸能ニュース(日刊スポーツ)の記事(10月4日付):
「カルーセル麻紀、戸籍変更認められ女に!」
アメリカの一部の州と違って同性愛者に対しての法的整備の話は聞かないが、それを飛び越して(?)このような法律が日本で施行されたというのはすごいことなんじゃないか。「障害」と認められたこともそもそもすごいことなんだが、認められる前まではかなりの偏見を持たれていたのかと思うと、認められた後も別の意味での偏見が持たれるのではないかと思ってしまう。
言葉で説明するのは私の力では難しいが、過度な保護は歪みを生みかねないということだ。そういう意味で、今回の法的整備が預かり知らぬところで長い期間をかけて成立したものでなく、他の法律などと比較して短い期間で施行されたのであれば「過度な保護」にはならず、「障害者」も「障害者扱い」されずに平穏な日々を過ごせるようになるかもしれない。
上手い書き方が見つからないが、当事者や擁護者がヒステリックになる前に「法律」というものが整備されればなと私は思う。素人の発想で恐縮だが。