私は幼い頃両親に「本を読んで聞かされた」記憶はない(ひょっとしたらしてくれたのかもしれないが)が、「絵本を作ってくれた」記憶はある。厳密に言えば、作ってくれた直後の記憶はないが、物心ついたときにはその「お手製絵本」は私の手によってグシャグシャにされていたのだった。作ってくれた父親には申し訳ないと思っている。
ITmediaライフスタイルの記事(10月4日付):
「デジタル絵本サイト「トイザらス・おはなし絵本クラブ」スタート」
私がまだ夫婦生活をしていた頃、カミさんの姉夫婦には既に子どもがいて、カミさんもたまに遊びに行っては姪や甥に絵本を読んでいたという。ただ読んで聞かせるだけなら楽なものじゃんと思ったのだが、その甥と姪は何度も何度も同じ本の同じところをせがむらしく、読む方が飽きていようがいまいがそんなことはお構いなしに読まされたらしい。そういうのが嫌な人にはピッタリのサイトなのかもな。
私自身は想像の域を出ないが、自分の子どもができた暁には本を読んで聞かせたいとは思っている。やっぱり何度も何度も読まされるかもしれないが、何度も同じものを同じように読むと思ったら大間違いであることを子どもに教えてあげたい。