わかりやすく言えばH"は今後どうなっていくのかと言えば、高速低価格ブラウザ端末とも呼べそうなものが出てきそうな予感。
ITmediaモバイルの記事(10月14日付):
「256Kから512K、1Mbpsも~新生DDIポケットの高速化計画」
i-modeやEZwebのようなコンテンツ・サービスが弱いとされているH"のラインナップ。専らノートPCに付けて通信用のカードとしての地位が確立された感もあるが、以前使っていたユーザーとして言わせてもらえば、通話音質は普通の携帯電話より良いと感じることもあるし、何より維持費が安い。ただただ単純に電話やメーラーとして使う分には一番お得なのはH"と言っても過言ではないとすら思っている。
最近ではOperaブラウザを搭載して、H"でPCで閲覧するのとほぼ同様にウェブサイトを閲覧することができる端末が出て、一部で話題を呼んだりもしたが、惜しむらくは表示スピードが遅く、瞬時に情報を閲覧することができないという機能限界もあった。
その問題が単純に解決するという話と捉えれば、これは結構凄いことになる。オンラインで情報を書き込むことよりは検索・閲覧することの方が単純に多い。携帯電話の世界ではPCで検索・閲覧できるほどの情報が望めないというのが通説だったのが、覆されることになるのだ。つまり、「ネットで情報を収集したりメールを送ったり」という作業が多い人は、わざわざモバイルPCを持ち歩かなくて済むようになる、ということだ。これは実はかなり画期的なことだと思うがいかがなものか。