デジタルARENAのコラム「記者に聞け!」より(3月30日付):
「Intelが打ち出す「さようならギガヘルツ」」
それこそ10年前あたりからクロック数とHDD容量はパソコン比較の目安になっていた。だから、5年以上前にパソコンを仕事や趣味で活用していた人にはそこらへんの数字が気になるところだろう。
私はMacがPowerMacを経てG4チップを積載し始めた頃からここらへんの比較に意味がないと思い始めていた。同じアプリケーションでもMacの800MHzがWindowsの1GHzよりも体感的に速く感じられたからだ。
WindowsではCeleronマシンが出始めた辺りからCPUスピード数だけで比較し辛くなってきたのではないだろうか。2次キャッシュの容量もひところのメモリ積載量同様に処理速度比較の材料になっていたが、最近では単純に比較できなくなっている。
個人のPC購買の流れはこれで少し変わってくるかもしれないが、企業や研究機関などでいざ「大量高速処理」が必要になった場合、少し考えて購入しなければならなくなるのかもしれないな。