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bhaus' blog since Feb. 2004
シングルマザーの行方。
ふと思い付いただけなので、あまり過剰な反応をされても何とも返せないのだが。
まあ、40近くのバツイチ男が思い付いたことだと思って、あまり真剣に受け止めないように。

結論から先に書くと、

「社会的インフラが整備されれば、シングルマザーが増える」

という予測だ。それが良いことか悪いことなのかはわからない。
個人的には両親がいる方が「良い」ような気もするのだが、そうは言っていられない「大人の事情」もあるようで、広く万人に思想を押し付けるつもりはない。




つまりはこういうことだ。

先ず親と子という構造を考えてみた。最小構成の場合、父と母と子どもである。父と母が合体、じゃなくて性交して子どもが産まれる。そこには「種の保存」の本能が働くと言っている人もいた。なるほど。そこまでは良いでしょう。

さて、父と母の役割は何か。哺乳類全般で見てみると、父は「餌を取ってくる・外敵を追い払う」役割、母は「授乳(食事を与える)・家庭を保持する」役割を持っていると考えてみよう。新しく誕生した種が自立した生活を送るまで、おおまかだが上記の4つの行為はどれを欠いても不具合が生じる恐れがある。この構造を人間も追随して何十世紀も経てきた。ここまでの認識はおかしくないか。

心はともかく一部では物が豊かになった先進国においては、遣り方次第ではこの4つの行為を一人で賄うことが不可能ではなくなってきている。ただ、完全とは言えない。たとえば「外敵を追い払う」という行為は裏を返せば「子どもの身体的安全を保証する」ということで、託児所や保育園、自分の両親などに預けることによってシングルマザー(あるいはシングルファザー)は行為の代替を行っているが、所詮は第三者である。完全に「任せきり」にするほど現時点で「社会的インフラ(基盤)」は整っているとは言い難いだろう。

「家庭を保持する」言い方を返れば今の時代なら「家賃を支払う」「部屋の掃除や炊事洗濯をおこなう」ということになるだろうが、頑張って働けばハウスキーピーング・サービスを受けることができるだろうし、そこそこ広い家にも住むことができるだろう。「食事を与える」のも今では色んなインスタント食品が市場に出回っている。選択を誤らなければ特に問題はないと思われる。

ということで、社会の制度や仕組、サービスが充実すれば、シングルマザー(シングルファザー)でも生活していくことは可能ということだ。

ただ、私は先にも書いたようにいわゆる「片親」状態にしたくはない。そこには情緒的な理由もないわけではない(離婚の状態を子どもながらに見てしまう、など)が、それ以前に「偏った思考・思想の持ち主」を生み出しかねないという懸念があるのだ。

仲良くなって付き合って結婚した夫婦でも、大なり小なり思考や思想は異なる。そこに折り合いをつけていったり、争ってみたり、歩み寄ったりするところに「人類の進化」を見るのだ。その状態を子どもが見れば、子どもは更に進化する。まあ、父親乃至は母親が働き詰めで片親とばかり一緒の生活が続くとシングルマザーやシングルファザーの子どもと似たような環境にはなるのだが。それでもやはり両親がいるのといないのとでは話は変わってくるだろう。

ここからは飽くまで予測だ。全ての子どもたちがそうなるとは限らないが、可能性の問題としてあるということで。

シングルマザー・ファザーの子どもは良くも悪くも自己主張の強い人間になる可能性を秘めている。片親が子どもを育てるのはいくらインフラが整備されたところでかなりの労力を使うことに変わりはない。その環境下で自己主張が弱いと生活も危うくなってしまう。その様子を見た子どもは他の比較対象(もう片方の親)がないために、それが全てと思い込む。よって自己主張の強い子どもが育つという図式だ。

そうは言っても、自己主張の強い片親ばかりとは限らない。体よく伴侶に騙されて、泣く泣く子どもを引き取って(あるいは庇って)育てているというケースもあるだろう。そういうところの子どもは介護力の強い子どもになる可能性が高くなるのではないか。もしくは「自分のことは自分でする」子どもと言おうか。人一倍「親に迷惑をかけたくない」という気持ちが強くなり、早くから他人に依存しない人間になる。

これに兄弟姉妹の話や長男の場合長女の場合などを含めて考えると際限がないのでこれ以上はそのことについて触れないが、いずれにせよ「強い子」が育ちそうな気がする。果たして現実はどうだろうか。

更に長くなるが、今度はシングルマザー・ファザー当事者の生活について考えてみよう。本能的に人肌が恋しくなって異性を求める、という点はここでは割愛しよう。ちょっと複雑になっていくから。それらのことを乗り越えて、最後の最後までシングルだった場合のことからシミュレートしてみると、だ。年金や老人介護施設に支払えるくらいの蓄えがないと、一生働いて過ごさないとならなくなる、という可能性が出てくる。その先には詐欺紛いの財テクの話や表向き良さそうな介護サービスの話に騙されて、働いても満足に生活できなくなる状態に陥る人も増えるのではないか。つまりは老人浮浪者が増えるということだ。

子どもが親の面倒を看るということに期待してはいけない。何故なら自分の子どももシングルあるいは未婚の一生を過ごす可能性があり、そんな彼らに自己生活負担金以外の資金を要求したところで支払えるとは限らないからだ。
更に先の話をすれば、墓も買えるかどうか怪しいし、たとえ先祖代々の墓に入ったとしても、その墓をメンテナンスする人がその後現れる保証もない。

現時点におけるシングルマザー・ファザーの落とし穴はここにあると私は予測する。まだシングルマザー・ファザーは子どもがいるだけ良いかもしれない。むしろ生涯独身者はこの「老後」の点は対策を打っておかないと後々面倒なことになりかねないぞ。20代から40代、会社に普通に行ける50代くらいまではまだいいかもしれない。しかし60代以降、70代になって生活の保証が見えなくなったとき、果たしてどうなるか。そういう問題に直面した人が多く現れないと社会問題にまで発展せず、いつまで経ってもインフラは整備されない。裏を返せば、そこまで社会的インフラのことについて考えない限り、いつまで経ってもシングルマザー・ファザーの苦労は絶えない可能性が高い、ということだ。

取り越し苦労な憶測に過ぎないかもしれないが、ではこのままで「誰にも迷惑かけない70代」を想像することはできるのか。自ら山に篭って自給自足の生活ができるような人間でないのなら(しかも70代で)、多少妥協してでも夫婦生活を子どもと過ごすのが得策なような気がする。妥協というのはちょっと言葉が悪いが、言い方を返れば「表向きはどうでもいいから、内面的あるいは実質的に一緒に生活して苦にならない夫婦生活(家族生活)」が、今の世の中一番合っているような気がするのだ。

ということで、やはり私はなんとか結婚して子どもをもうけようと改めて思うのだ。仮に不妊体質だった場合、治療を施すか、養子縁組という考えもある。相手が何と言うかにもよるのだけど、血がつながっていなくても子孫は残しておきたい。
おそらく私の周囲にいる人は、私がいずれ一人山に篭って仙人のような生活をするんじゃないかと思ってないか。まあ、それもアリなんだけど。70越えたら歩きと泳ぎで沖縄へ行くとか言ってるしな。

あー。休み時間全部使っちゃった。
by bhaus | 2004-10-25 15:39 | [独白]
<< デザインビデオってないのな。 イージーなエースコンバット。 >>



なんとなくアーカイヴス。
by bhaus
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