アメリカはコネクティカット大学で、牛クローンの研究者が「クローン動物(牛)の乳も肉も、摂取しても人体に悪影響を及ぼさない」と発表したようで。
Wired News の記事(4月11日付):
「Cloned Cows Yummy and Safe」
遺伝子操作で目くじら立てている消費者団体が、クローン牛の発売を許すのだろうか。
一方でクローン牛が順調に生産されれば先進諸国のみならず発展途上国の食生活も保証されるようになるようなことが書かれている。
非常に乱暴な書き方をすればだ、体外受精を許しているのなら、クローン牛とか遺伝子操作牛とかも受け入れても良いような気がするのだが、どうなんだろうか。どのみち食料にしてしまっているんだし。
まあでもアレだな。仮に動物クローンが許可されたら何を気をつけなければならないって、たとえばブランド牛とかな。それの「クローンに必要な要素」だけを調達して複製させてしまえば、輸出禁止の食料品目も自由に手に入れて荒稼ぎすることだってできるわけだよな。
生命のモラル云々以前にビジネスリスクを危惧する必要があるのか。ややこしい。