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bhaus' blog since Feb. 2004
子どもの安全対策を考える。
 子どものいない私がそんなことを考えて非現実的な提案しか出てこないのではないかと思う人は読まないで結構。私は単純に「将来日本を支える(かもしれない)人材が心ない犯罪に巻き込まれて命を落とす」という現状が気にくわないだけだ。率先垂範して子どもを護るボランティア活動なりに参加すれば良いかもしれないが、子どもを持たない人間がそういうところに参加するのもどうかと思うので、個人のブログに提案を書き連ねるだけにとどめておきたい。

 まずは以下の記事をお読みいただきたい。

nikkeibp.jp SAFETY JAPAN のレポート(2005年12月8日付):
「凶悪犯罪から子どもを守れ!」

同コラム“危機管理時代”の知的護身術より(5月30日付):
「第20回 死角にまぎれる子どもたち」

 これらの文章は安全生活アドバイザーの佐伯幸子氏が書かれたものだが、大変わかりやすく「対策」が記されているので、十日自負は読んだことあっても日経のコラムは読んだことないって方(特に親御さん)にはオススメ。




 そんな読むヒマはないという人に大雑把な要約を。

1.子どもにただ「気をつけろ」と言っても意味がない
2.子どもの活動範囲の「死角」を把握しておくこと
3.大人自身も護身術を学ぶこと

 1は、事故や事件などがあった場合、大人は子どもに「おまえも気をつけなさい」くらいは声をかけるだろうが、では「どう気をつければ良いのか」まで話しているか、ということ。それには気をつけ方を説明する前に、たとえば「知らない人についていって誘拐されたらどうなるか」「手すりのない高いところに上ってそこから落ちたらどうなるか」など、事件・事故が発生したときの具体的なイメージを、子どもにわかりやすく伝える必要があるということだ。

 2は、主に通学路における死角の把握だ。都市部と地域部によって死角の特性も変化するが、一度ならずとも子どもと通学をともにして、もし子どもが一人になったら危険なのはどこだろう、ということを把握して、そこの死角をなくす活動(学校に協力してもらうとか、PTAで話し合うとか、近隣住民と協力するとか)をせよということ。子どもたちだけでは自分の身を守りきれないところを、大人が守るのだ。

 3は、1でも出てきた「どう気をつければ良いのか」などについて、今の大人が子どもだった頃は比較的安全だった時代で、そんなに自分の身を守ることに意識しなくて良かったわけで、そんな大人が具体的な身の守り方など教えられるはずもなく、この機会に大人も護身術を学ぶ必要があるということ。佐伯氏の著作で「親子で覚える徹底安全ガイド」というのがあるらしいが、そういうのを読むのも実践につながるかもしれない。

 昔からよく言われてることで「さらわれそうになったら大きな声を出す」というようなことも、大きな声を出すことによって何がどう安全につながるのかも教えないと意味がないし、また、それ以前に子どもの頃から応援団なり合唱部なり演劇部にでも所属してない限り(あとキャッチャーとかミッドフィールダーとか)、いざという時に大きな声など出せないだろう。これは学校などで「安全対策」というような授業を設けるようにして、大きな声を出す訓練をしたり、街で全員参加の「大声出しコンテスト」を恒例行事にして、いつでも自慢の大声を出せるような環境作りが必要だと思う。大声を出せばストレス発散にもつながるし、堂々とすることもできるだろう。声帯に生まれつきの病気でもない限り、訓練すれば誰でも大声は出せるようになる。ぜひとも学校あたりで真剣に取り組んで欲しい。

 また、体育の授業でも専門の授業でもいいが「護身術」を小さい内から学ばせるのも良いと思う。幸いにして銃刀は所持できない国だから、肉体技を駆使すれば大人にも立ち向かえる可能性は高い。できれば誰が見ても怖い「師匠」をお呼びして、どんな相手に腕を掴まれてもビビらずにやり返すことのできる子どもを育てると良いのではないか。プロに依頼すれば、子どもでもできる護身術は教えられると思う。学校で無理なら最寄りの格闘技の道場なんかがそういうボランティアをやってみてもいいんじゃないか。大人も合わせて学べば、いざというとき役に立つだろう。

 防犯ベルやスプレー、携帯電話などのハイテク機器を持たせるのも良いが、そういうものはいざというときバッテリー切れを起こして使い物にならなかったり、慌てて操作できず効果を発揮しないというリスクも高いので、できれば自分の身を守る方向で子どもたち(とその親)を鍛える方向で世の中動かないものか。

 そもそもは大人と子どものコミュニケーションの問題でもある。大人だけが子どもを守ろうとしたり、子どもだけに任せるのではなく、学校や幼稚園・保育園なども交えて、大人と子どもがコミュニケーションをとれる環境になることを望む次第である。大人は残業代を稼いだり、同僚と酒飲んで愚痴を喚くのも結構だが、子どもたちの未来というものを大人同士考える時期に来ているんじゃないか。
by bhaus | 2006-05-31 17:47 | [独白]
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