昨日は秋公演のチラシ用写真撮影を済ませたあと、劇団員の知り合いの声優さんを招いて、某区民施設で吹き替えの講義を受けてきた。
本人が来る前は正直「アニメの声優」というものに偏見を持っていた。
こちとら無名だが洋画だぞ、と。
しかして実態は、もう声優さまさまなのであった。
その業界では有名人らしく、アニメファンとかが名前を聞いたら知っている人らしいので、まだ若いけど、ちょっとここでは名前の公開を控えるが、なかなかしっかりした女性で。しかも美人。おいおい声優は別に美人じゃなくたっていいじゃん、っていうくらい美人。
これがまた教えるのが上手いのなんの。二時間弱の講義だったが、吸収することはたくさんあった。というか、今までどれだけ過酷な状況で自分たちが吹き替えの仕事をしていたのかを思い知らされたよ。
やはりプロというものはすごいなとひたすら感心。
まあ、その人はアニメだけでなく洋画もこなすし、そもそも舞台役者出身ということもあって、我々がわかりやすい言い方で説明してくれるのだな。素晴らしい。わかっていてもなかなかそこまでできませんよ。
コントユニットのメンバーで、今度秋の舞台公演にも客演として参加するようになった男は、もう完全に心を奪われていたね。そりゃ誰だって奪われるよね。まあ、私は女性であるとかアニメがメインの声優であるということを超えたプロ魂に頭が下がる思いだったが。
僭越ながら応援させていただきます。あんまり最近のアニメは見ていないけど。