私が入社したての頃、ちょうどバブルの真っ盛りだったのだが、フレグランス・コンプレッサーが一部で話題になったことがある。平たく説明すれば、映画を観ているのだが、その映像シーンに合わせた香りを劇場内に噴霧する装置のことだ。そんなアホな機械と思う人もいるかもしれないが、私はそれが採用された池袋のトヨタの巨大ショールーム・アムラックスにある特設劇場でそれを体験したことがある。車が果物屋さんに突っ込んだ瞬間「シュー」って音がしたかと思うと劇場中果物の香りがするの。他にも花の匂いだとかしたな。
同じ頃アロマテラピーも普及し始めていた。まだそんな言葉は定着してはいなかったが、輸入雑貨の店なんかに行くと芳香キャンドルやポプリなんかが置いてあったりしたものだ。薬局で売っているような芳香剤とかとはひと味違った趣があって良かった。
ITmedia PCUPdateの記事(7月6日付):
「アロマポッドはもう古い? サンコー、PCで拡散/停止を制御できるアロマ拡散器を発売」
てっきり
「キリー・ポッター」なんかを販売しているイーレッツの製品かと思ったが違うようで。会社で使いたいところだが、匂いは人によって好き嫌いが激しく分かれる傾向があるので集団の中で使うのは難しいな。