この発想は素敵だが、その発想を実現させてなおかつヒットに結び付けるのはなかなか難しい。
MSN-Mainichi INTERACTIVEの記事(7月9日付):
「ムシキング:ゲーム世代の「ムシ相撲」 ヒットの要素を探る」
実際このゲームは名前こそ聞いたことがあったが、実物を目にしたことはあまりなかった。昨年の初め頃から稼動しているようだが。以下記事より一部引用。
ムシキングは、雑誌やテレビへの積極的な売り込みや、アニメ化などの展開は意識して抑えているという。「無理にあおってブームになれば、その反動で急激に落ち込む」という植村さんの考えからだ。「採算が取れなくなったら事業撤退では、すでに100枚、200枚とカードを集めた子供たちへの裏切りになってしまう」と語る。
どうりで雑誌などを読んではいるものの頭に残っていないわけだ。子どもとその親を対象にしているからなのだが、それにしても見事なマーケティング戦略だと思う。そして顧客意識ね。お客様を大切にする意識。これ大事ね。お金払ってくれるのはお客様なんだから。