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bhaus' blog since Feb. 2004
2005年 04月 11日 ( 5 )
「だけ」を脱却できないメディアの現状。
 世の中誰しもが複雑なことに対処するのは苦手だと思う。マゾヒスティックでなおかつ精神的にゆとりがあって、時間にも融通が利いて、ニッチなものが好きな人は「複雑系」がお好みかと思うが、それも飽くまで色々ある中の一つであって、日常の生活全てが複雑だったら嫌になってしまうと思う。

 しかし現実は複雑で多元的だ。その中で如何に情報を取捨選択して生活していくかが人間に課せられた業と言っても過言ではないかもしれない。複雑なのを知っていてシンプルにしていかなければ息が詰まってしまう。しかしシンプルにしすぎてしまうと肝心なものが抜けていたりして本来の機能を損ねてしまう場合もある。
 この記事を読んで色々と考えさせられた。

nikkeibp.jp ビジネススタイルのコラム(4月8日付):
「from ガ島通信 メディア崩壊の現場を歩く 第2回「ネットとメディアの融合」が実現するとしたら…」

 このコラムより冒頭の部分を引用する。

 『ライブドア騒動が、メディアの問題点を掘り下げるきっかけにならなかったのは残念だった…』。大まかに言って前回そんなことを書いた。多くの読者の方からコメントを頂いたが、『「だけ」というのが今回のキーワードだと思いました。愛だけ、金だけ、会社だけ、社員だけ、放送だけ、ネットだけ、どれも成り立ちません』(金さん)というのがあった。

「だけ」の前にはいろんな言葉が入るだろう。理想、マーケティング、勝ち負け、etc…。「だけ」じゃなく、世の中は複雑で、多元的だ。この、いわば当たり前のことが、メディア、マスコミ、ジャーナリズムという言葉に関わると、まるで霧がかかったように見えなくなってしまう。この現象は、メディアに関わる人だけに特有のものではない。ネット上で燃え上がった「だけ」議論からも分かるように、読者や視聴者にも広がっている。メディア界は内と外から思考停止が常態となっている。

 以前どこかのコラムで読んだが、コンテンツ(内容物)という言葉に囚われてソフトウェア資産を生み出す人材の育成が疎かになっているというような話があった。平たく言ってしまえば「場当たり的」な番組や「発展も成長もしない」番組が多いということだ。

 スポンサーの顔色第一の世の風潮で、なおかつ粗製濫造も厭わない熾烈な制作現場から言わせれば仕方のない話なのかもしれない。
 私は最近テレビを見ていないのでよく知らなかったのだが、あれだけ番組があって、視聴率は知らないけど日々当たり前のように放送されている現状においても「企画を出してくれる人が喉から手が出るほど欲しい」らしい。なんかもうちゃっちゃっと番組作ってしまう人がいて、品質が低かろうがなんだろうが番組というものはベルトコンベアー式に出来上がっていくのが是だと思っていたのだが、実際はそうではないらしい。

 もっと言えば、現場の人間は番組を平気で「つまらん」という一般視聴者以上に危機感を抱いているようで。以下、コラムより一部引用。

 既存メディアのネット事業は「武士の商法」でしかない。しかも、ネットの世界は先行する企業が有利と言われている。ヤフー、グーグルなどのポータルは定着した今、既存メディアがネット上でイニシアチブを取ることは不可能に近い。今のままでは「ネットとメディアの融合」は、堀江社長が言うように「ネットがメディアを飲み込む」かたちでしかありえないだろう。

このような現実を、既存メディアの人間はなんとなく分かっている。ただ、プライドが高く受け入れられないだけなのだ。

 プライドと言えばまだ壊せば済むだけで、そんなプライドを捨てられないのは経営しているのかどうか怪しい経営陣くらいの話だろう。「かまける」などという言葉では片付けられないほど鬼の忙しさを身を以て体験している製作者たちは、それこそミューズの女神の登場を心待ちにしているに違いない。

 私はまだまだマスコミ業界の中では知名度もなにもあったものではないが、そこらへんを一変させられるものならしてみたいとも思っている人間の一人だ。そこに乗り込むのにはかなりの覚悟がいるのだろうけど。
by bhaus | 2005-04-11 23:46 | [サービス]
キナ臭いゲームの増えてきたこと。
 ITmedia Gamesに紹介されていたゲームを3本ここに紹介。

「「コンフリクトデルタ2 湾岸戦争1991」が発売決定——ゲーム中のすべてが実在するというリアルさ」

 まあ、ゲームだと言ってしまえばそれまでだが、リアルに湾岸戦争をさせることが果たして良いのかどうか考えてしまうところ。これでイラク側でプレイできるとかいうのなら「喧嘩両成敗」的にアリなのかもしれないが、プレイヤーは多国籍軍の兵士となって戦うのがメインのようだ。イラク軍完全に悪者扱い。

「傭兵の頭となって殲滅を目指す「羅刹 ‐Alternative‐」」

 PCゲームで人気を博したソフトをPS2用に移植したものらしいが、設定がすごい。以下、記事より一部引用。

 主人公は、大戦の中で生まれた「殺す事を生業とする者達」が集う「傭兵ギルド」に所属する「頭」(かしら)として、傭兵を率い、両軍の依頼をこなしていく事になる。

 やはり「殺し」ゲームは人気が高いのか。しかもPCゲーマーはコアなゲーマーが多いせいか、このゲームはPS2に移植されてもなんか難しそうだ。シミュレーションが好きな人なら何とかプレイできると思うが、私のように「ゲームにまで戦略とか戦術とか考えたくない」人間には鬱陶しいことこの上ない。でも、こういうの好きな人は結構いるような気もする。コツコツ考えていく人ね。普段なら将棋とか囲碁とか好きな人ね。

「コナミ「コーデッド アームズ」は携帯機初の本格FPS——無線でマルチ対戦プレイも可能」

 PSP向けFPS(ファースト・パーソン・シューター:ゲームキャラの視線=プレイヤーの視線の一人称シューティングゲーム)ゲームとの触れ込みだ。設定が凝り過ぎ。まるでストルガツキー兄弟の小説『ストーカー』と、クリス・カーター製作ドラマ『ハーシュ・レルム』を足したような世界観。両方とも嫌いではない(というよりむしろ好きだ)が、ごちゃ混ぜになった上に携帯ゲーム機向けFPSの設定としてはちょっと過度な設定のような気もする。先にアニメや漫画や小説なんかで連載されたものであれば丁度良いんだろうけど。

 とにかく平和でないゲームの増えたことよ。一昔前にPCゲームの現場でゲームシナリオ製作に携わっていた頃はモラル・コードみたいなものがあったのにな。ないのか今は。18歳未満お断りの札さえ貼っていればいいのか。

 ゲームの影響で、たとえば人殺しになったりイジメが増えたりするとは思わない。中にはそういうゲームが好きな殺人者もいるかもしれないけど、それは偶々そうだっただけのような気もする。それよりも、架空のキャラクター相手とはいえ「殺さなければストレス発散できない」ような仕組が引っかかる。まだ、格闘アクションゲームの方が健全だ。
by bhaus | 2005-04-11 15:48 | [ソフト]
リアプロって液晶やプラズマより安くなるんじゃなかったっけ。
 一頃リアプロジェクションテレビの価格は液晶やプラズマディスプレイテレビの半額近くなんていう話を聞いたものだが。

ITmedia ライフスタイルの記事(4月7日付):
「プラズマよりも明るくキレイ——ビクター、D-ILAリアプロTV発表」

 この記事によると61V型が78万7500円、52V型が68万2500円と、1インチ1万円以上の価格帯になっている。高級液晶テレビ並じゃん。そりゃ液晶よりもプラズマよりも画面がキレイなのかもしれないけど、一向にこのままでは我々庶民の生活には入ってきそうもないじゃないか。どうなってるんだ。

 まあ、アメリカでもデジタル放送がメジャーになり始めたのをきっかけに売れ始めてきたリアプロだから、日本でも2011年までには何とか普及価格帯にまで落ちてくることになるのかな。それまで待つか。なげー。
by bhaus | 2005-04-11 15:30 | [モノ]
発展していくマン・ナビゲーション。
 auユーザーの中でどのくらいEZナビウォーク機能を使っている人がいるのかわからないが、私は結構便利に使わせてもらっている。

ITmedia モバイルの記事(4月8日付):
「6軸センサーで“近未来ナビ”〜旭化成」

 詳しくはリンク先の記事を見ればわかるが、6軸センサーというのは「3軸地磁気+3軸加速度」センサーで、簡単に言ってしまえば携帯電話を傾けても揺らしても「今いる場所」と「今向いている方向」を正しく検知する仕組ということだ。裏を返せば、現在利用しているナビウォークはまだ完全にリアルなナビゲーションができず、たまにズレた場所を指し示してしまうことがあるということになる。

 カーナビゲーションシステムはこれに更に「車速度センサー」の類いがついているので、ほぼ先端のカーナビ並の機能ということになる。人が歩いたり走ったりする速度は車に比べればたかが知れているので速度センサーみたいなものは不要だと思うが、6軸センサーあれば充分すぎるくらいの情報を入手することができるな。
 加えてマップの3D化なんて動きも出てくるだろうから、これが実装された暁には「地図を読めない」人でも道に迷わなくて済む世界が訪れるかもしれない。

 というようなことをKDDIももっと売り出せばいいのに。あ、まだ実用化されていないか。
by bhaus | 2005-04-11 15:21 | [技術]
携帯ジャケットの自販機って。
 アイデア自体は面白いけど、売れ残るものは売れ残るんだろうなあ。ガチャガチャとかにした方が在庫抱えなくていいんじゃないかと思ったり。

ITmediaモバイルの記事(4月7日付):
「青山スパイラルに“カスジャケ自販機”〜新作も先行販売」

 まあ、青山のスパイラルにしかない自販機だそうだから致命的な売れ残りは出ないんだろうけど。
 一頃のネイルサロン並に携帯のカスタマイズを請け負う店が増えるかと思いきや、やはりメーカー保証ができないからか意外と探さないとそのテの店は見つからないもので。こういう自販機レベルまでお手軽になれば面白そうだけど、そんなに頻繁にジャケット交換するわけでもないからなあ。
by bhaus | 2005-04-11 14:56 | [モノ]



なんとなくアーカイヴス。
by bhaus
現在、当ブログは更新凍結状態です。経緯はこちらのエントリを参照してください。

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